2025/09/12
明日から6大学野球の秋季リーグ戦が始まります。
この秋で100周年だそうです。
初戦は早大対東大。
試合日程の取り決めがあって、初戦は前回の1位
と6位、最終戦は早慶戦になっています。
東大以外の早稲田・慶應・明治・法政・立教には
全国から野球エリートが集まるのに対し、東大に
は野球推薦なるものがなく超難関の入試で合格す
る以外に入学する方法はありません。
高校野球では、強豪シード校と一般の高校が対戦
すると10対0でコールドという一方的な結果にな
ることがけっこうありますが、6大学野球では、
東大が勝ち点をあげることはあまりなくても、
スコアが例えば5対3というような「試合になっ
ている」ことが大半です。なぜでしょうか。
メンバーの出身校は、開成・栄光・海城・筑駒等
の難関私立校や公立トップの名門校です。
2025年本屋大賞2位で中学入試でも多数の学校で
出題された「アルプス席の母」(面白いですよ!)
の著者の早見和真氏が別の著作で、東大野球部の
メンバーの特徴について次の様に語っています。
まずは野球に対して謙虚であること。
他の5大学に比べて自分たちが野球の経歴や実力
が劣っていることを自覚している。
そして、情報分析力に長けていて、なおかつ、
努力する才能がずばぬけて高いこと。
確かにその通りだと思います。
そして何より「野球が好き」なのでしょうね。
これらのことは、中学受験で難関校を目指す
人に身につけてほしいことでもあります。

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