「きちんと青春」
このスローガンは、同校卒業生によるものです。
あたりまえのことをあたりまえにできるように、
「頭髪・服装を整える」
「挨拶をきちんとする」
「時間をしっかり守る」
ことを生徒に求めています。
「しつけ」には厳しいのが定評です。
国学院大学の付属校ではありますが、2024年に
国学院大学に進んだのは7.4%で、他大学進学を
目指す「進学校」です。
2024年は国公立大に50名(11.5%)、早慶上理
に76名(17.5%)が入学しました。
同校は男女別学校です。
男子では武道(柔道・剣道)が必修でどちらかに
中高6年間取り組むほか、能楽にも親しみます。
女子では、華道・茶道・日本舞踊の授業があり、
男女それぞれの在り方に応じた教育を行ってい
ます。
以前は、学内の「男女交際は禁止」としていま
したが、今はどうなのかを進路指導の先生にう
かがうと、「仲良くしていますよ」との回答でし
た。生徒会や委員会、一部の部活は男女合同で
行っています。
男子はSTクラスと一般クラスがあります。
STクラスは最難関大学を目指すクラスで、ど
んどん応用問題に取り組み、進路もはやいのが
特徴です。一般クラスでは習熟度別で少人数に
分けて授業を行っています。
女子は、STクラスとCCクラスに分かれてい
ます。CCとは「カルチュラル・コミュニケー
ション」の略で、日本の文化や伝統を世界に発
信できる女性の育成を目指しています。
国学院久我山といえば、運動部。
全国大会出場経験のある野球部・サッカー部・
ラグビー部・バスケット部、陸上部は特に強豪
校として知られますが、中心となる選手は高校
からスポーツ推薦で入ってきた強者なので、中
学からの入学者がそれらの部活で試合に出るの
は至難です。
同様に、男女別学の進学校で強豪の運動部があ
るのは桐光学園。
今までにPLENUSから桐光には201名、国学院
久我山には40名が合格。
距離的に近いのは桐光ですが、あえて国学院久
我山を目指した人もいました。
塾対象の説明会は11時30分終了予定でしたが、
終了したのは11時44分。アクシデントはなく、
内容的にも特に伸ばす必要があったようにも思
えませんでした。
学校として「時間をしっかり守る」ことを生徒
に「強く」求めているので、気になりました。