晃華学園中

2018/07/05

晃華は「汚れなきマリア修道会」がカトリック精神に基

づいて運営する学校です。

1学年の人数は140人程度(中学からの入学者は110人)

とかなり少人数で運営されているのが特徴で、生真面目

な校風ですが、活発な生徒は多いようです。

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理科系の環境は充実していて、それぞれの実験教室が整

備されています。授業見学した時は、IPADを使った地学

の授業が行われていました。高3では約半数が理科系を

選択しています。

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また英語教育にも力を入れていて、ネイティブスピーカ

ーの先生が5人もいます。1学年の人数を考えればかな

り多い方だと思います。

図書情報センターは屋根が高く開放的で、パソコンコー

ナーや自習室も併設されています。

授業の合間に高3生が黙々と自分の課題に取り組んでい

ました。

グランドはそれなりにありますが、主に小学生が使い、

中高生の授業は体育館を使う場合が多いようです。

プールはありませんが、最近はプールのある学校を敬

遠する女子が多いので、かえって歓迎されるかもしれ

ません。

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今年の大学実績は、東大4、一橋大4、東京外語大3、

早大26、慶大20、上智大23と、分母と入学時の偏差値

を考えればかなり高い成果だったといえるでしょう。

学校も「出口に自信あり」とうたっています。

今年卒業した生徒は晃華が2月1日に入試を実施した一

期生です。かつては2日、3日がメインの入試を実施し

ていましたが、その頃に比べて満足して入学してきた生

徒が多く、入学後の学校生活も積極的に送ることができ

たことが大学実績につながっていると話していました。

以前の晃華は偏差値60以上で、女子学院・雙葉・フェリ

ス等の超難関校の併願校という位置づけでした。

その後、鷗友、吉祥女子がのびてくるとともに受験生が

分散し、相対的なポジションが低下するようになりまし

た。京王線のつつじヶ丘から路線バスという立地も影

響したかもしれません。

今は国領や武蔵境からスクールバスが出ていますので、

様々な地域から通いやすくなっています。

2018年は1日、3日に入試を行いましたが、実質倍率

は1.2倍程度で、そのため結果偏差値は1日で52、3日

で50とかなり入りやすくなりました。

そこで2019年より午後入試を実施します。

募集人数を1日は70名⇨50名、2日は40名⇨30名とし、

新たに1日の午後に30名を募集します。晃華としては

第一志望者の集まる「1日」を大切に考え、そのうえで

レベルアップをはかったスタイルとのことです。

PLENUSからは、鷗友のレベルアップとともに乗り換

えの多い晃華を受験する塾生が減りましたが、2009年に2

名が入学してから4年連続で2名ずつ入りました。

その後、受験する塾生はそれなりにいましたが、入学する

塾生は途絶えています。

晃華に進んだPLENUS卒業生たちは異口同音、この学校に

進学してよかった、という感想をもっています。

キレイで設備の整った校舎で、理科系教育にも十分に対応

して大学進学実績が高く、少人数でアットホームは雰囲気

の晃華は、前よりも入りやすくなった点で、もっと注目を

集めていい学校だと思います。

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