2021/06/26
少し前に、2023年から共学化する目黒星美学
園について書きましたが、その姉妹校で赤羽
にある星美学園は、2022年から一足先にサレ
ジアン国際学園と改名し、共学校としてスタ
ートします。
今までも共学化した学校はいくつもあります。
男子校から共学化したのは、
早実、明大明治、法政大学、法政第二、日大
第三、神奈川大附属等の大学付属系列校です。
早実は合わせて校地移転と小学校併設を実施
し、法政大学は法政第一からの校名変更と校
地移転を行いました。
女子校から共学化した学校は、
青山英和、渋谷渋谷、都市大等々力、中大横
浜、広尾学園、三田国際、森村学園等です。
青山英和は横浜英和女学院から校名変更して
共学化し合わせて青山学院大学系列の学校に
なり、中大横浜は横浜山手女子が校地移転し
たうえで中大の系列校化するという大改革を
行いました。
女子校が共学校し、新たなコンセプトのもと
でリニューアル開校して成功したパイオニア
が渋谷教育学園渋谷(旧渋谷女子学園)です。
広尾学園(旧順心女子学園)や三田国際(旧
戸板女子学園)、都市大等々力(旧東横学園)
が、渋渋の成功例を参考にしながら、似たよ
うな手法で共学化し、人気を高めていきまし
た。
桐光学園・国学院久我山は、男子校から男女
別学校になりましたが、桐蔭学園は男子校か
ら男女別学校を経て、今は共学校として運営
されています。
また、明大中野八王子は男子・女子それぞれ
の別学校から共学校に変化しました。
「ジェンダーフリー」が様々なシーンで掲げ
られる現代社会において、共学志向は受験生
・学校ともに高まっていくことでしょう。
もちろん、男子校、女子校にもそれぞれの良
さがあります。
価値観が多様化する中で、様々な選択肢の中
から学校を選ぶことができるのも、中学受験
の大きな魅力の一つです。

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