おだやかな逗子湾に隣接する校舎です。
ここまで海に近い私立校は、首都圏には他にないと思います。
1903年に、東京の開成中の分校として創立された伝統ある学校で、校章の「ペンと剣」
も開成と同じです。
学力を高めることを重視し、進学体制の強化には力をいれており、この春は、東大4名、
東工大11名、早大62名、慶大50名など、難関大学に多くの合格者を輩出しています。
中学入試の難度は、東京の攻玉社・芝あたりの学校と同等でしょうか。
学力を高めることとともに、「豊かな心、たくましい身体」を育むことを目標にしており、それを
実現するために、海に近い立地を活用した「遠泳訓練」「ヨット帆走実習」を行っています。
入学時にほとんど泳げない生徒も、しっかりと練習させて、中学3年生の遠泳大会の時には、
一人残らず完泳できるようになるそうです。
すばらしい環境、独特の海洋教育、のびている進学実績等から、「男らしく育ってほしい」と
願う保護者の関心が高く(昨今は草食系男子が目につくこともあり?)、遠方からの入学者
もかなりいるようで、PLENUS生も、毎年のように希望者はいます。
ただ、町田界隈からはやはり遠く、6年間の通学の負担を考えると、二の足を踏むケース
が多いですね。
先日、亡くなった谷啓さんは、同中出身で、入学式の時のブラスバンドの演奏でトロンボー
ンに感激したことが、トロンボーンとの出会いだったそうです。
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