カリタス女子中

2009/06/05

新校舎になってから3年がたちました。

この学校にはいくつか他校には見られない特色があります。その一つがフランス語教育です。カナダ

のケベック州(フランス語が公用語)の修道会が作った学校であることから、伝統的にフランス語教育

を行っていますが、英語も含めて語学教育に力をいれています。

また、カリタスは以前は入試科目が算数・国語・理科の3科目だったのですが、このことからもわか

るように理数教育にも熱心です。多摩川フロントという立地を生かした生物の実習もよく行っているよ

うです。

新校舎になってからはノーチャイム制をとり、生徒が時間割に合わせて教室をまわるような仕組み

になりました。入学した当初は戸惑うのですがすぐに慣れて教室を行き来するようになるそうです。

最近この制度を採用する学校が増えましたが、自主性を育てるにはいいですね。

入試はここのところ3年ごとに見直しています。2009年は、1日・3日・6日と3回入試を行いまし

たが、2010年は1日・4日の2回に変更します。6日の入試は実質倍率で5.2倍と非常に厳しい

状況でしたが、カリタスを第一志望とする受験生がより多くのチャンスを得ることができるようにと今

回のような変更をすることになったそうです。(なぜ4日にしたのかは説明会では公言しませんでした

が、後で旧知の先生にうかがうと日本女子大とのバッティングをさける狙いもあるようでした)。

ここのところ都立中高一貫校との兼ね合いもあり、3日入試を他日程にずらす学校が増えています。

また2010年は桐光が3次試験を5日から4日に変更しますが、このように入試日程を前倒しするケ

ースも後をたちません。

ますます前半で合格を得ることが重要になってきますね。

カリタスの学校案内は編集委員となった生徒たちが中心になってまとめたものだそうです。

その一人がPLENUS卒の中学2年生で、パンフレットの表紙の次のページにバッチリのっていま

す。カリタスでの生活がとても楽しく、生き生きとした日々をおくっているようです。

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