吉祥女子中

2019/06/17

「きっしょう」とよく間違われますが、正しくは「き

ちじょう」と読みます。

住所は武蔵野市吉祥寺本町ですが、最寄り駅は杉並区

の西荻窪で、駅から中央線に沿って徒歩で約10分の閑

静な住宅地にあります。

以前に比べて著しく難化した女子校である洗足、鷗友

と何かと比較されることがあります。

今年で創立81年を迎えました。

説明会ではまず、生え抜きの萩原校長が話をされまし

た。「社会に貢献できる自立した女性を育成すること」

が同校の目指すところで、学校運営に関してもいたる

ところで実習・体験型の生徒主体のプログラムが組ま

れているとのことでした。そのため修学旅行も現地集

合というスタイルをとっています。

また、他校に先がけて2002年に制服にズボンも採用し

て、女子校として積極的に「ジェンダーフリー」に取

り組んでいます。

高2から理系・文系・芸術系にコースが分かれます。

昭和44年に設置された芸術コースは進学校としてはめ

ずらしく、音楽や美術についての才能を深めていくこ

とを目標としています。当然、このコースで学んだ生

徒の大半は美術・音楽系の大学を目指します。このコ

ースに在籍しなくても、他校よりは芸術に親しむ機会

は多いと思います。

2019年大学入試で現役生は、国公立大に44名が合格。

慶大には21名が合格して11名が進学、早大には45名が

合格して22名が進学と、私立の定員が厳格化される中、

安定した合格実績をあげています。

合格者数だけでなく「実進学者数」を発表していると

ころは同校の自信のあらわれです。

中学入試は1日・2日・4日に行われます。

この日程は以前の鷗友とまったく同じでしたが、鷗友

が1日・3日に移動してから鷗友との併願が増加して

います。最近は早実や明大明治、慶応中等部、中大付

属などの付属校との併願も増えています。

新宿から西荻窪まで中央線で12分なので、玉川学園前

からだと約60分。横浜の石川町までとほぼ同じ所要時

間です。途中に同じタイプの鷗友があるため、吉祥女

子を目指す塾生は限られますが、20期生のTさん以来、

久々に今年入学したのはMさん。Mさんはフェリスに

も十分に合格する力がありましたが、フェリスはなぜ

か遠く感じられ、吉祥女子はそれほど距離は気になら

なかったそうです。

鷗友への思いもあり3日に鷗友を受験して見事に合格

しましたが、検討した結果、吉祥女子を選びました。

彼女なりに「縁」を強く感じたようです。

明るいカフェテリアや75000冊収容の図書館、屋上庭

園など魅力的な施設がたくさんあるのですが、写真撮

影が禁止されていたので残念ながら撮ることができま

せんでした。そこで学校案内に載っている写真を掲載

しておきます。

IMG_1746

IMG_1752

 

 

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