もとは1880年設立の女子プロテスタント校でし
たが、2016年より青山学院の系属校となって校
名を変更し、2018年からは共学校になりました。
学校名は8文字と長いので、生徒は自校を「え
いわ」と呼んでいるようです。
「キリスト教教育」は、この学校の根幹となる
もので、毎日、礼拝を行っています。
他に「キャリア教育」「グローバル教育」を3
本の柱として学校を運営しています。
青山学院大学との連携により、就職センターの
支援を受けて生徒の進路を探すサポートをした
り、出張授業や大学生との交流も行っています。
青山学院大学への推薦入学は、「高校3年間の
成績」「高校3年生でのテスト」「人物」で評
価されます。
2022年は、系列化一期生157名中86人が青学大
にに入学しました。その数だけみれば、推薦率
は54.8%ですが、基準をクリアした生徒は105
名で66.9%、中学受験組に限ってみれば84名の
うち78.5%が青学大への有資格者でした。
6年前に示した目標が青学大へ70%でしたので、
実質的に達成されたといえると思います。
早大2名、慶応大4名、上智大3名等、他大学
を目指した生徒もいます。
中学入試は3回行われます。
2月1日 60名(帰国入試10名含む)
2月2日午後 30名
2月3日午後 30名
2022年から、午後入試の受験科目は2科のみと
なりました。1日と2日は、同校と同じように
女子校から付属校に変わったライバル校の「中
大横浜」と重なりますが、意識してそうしてい
るそうです。
男女の人数制限は設けていませんが、女子の方
が合格者が多く、現中1生の1クラスの男女の
内訳は男子12名(26%)、女子34名(74%)と
のことです。
クラブ活動をサポートするために、2021年の冬
から、部室や多目的トレーニングルームを設け
た「スチューデントセンター・オリーブ」の使
用が始まりました。
また、同校の魅力の一つに「給食」があります。
先生も生徒も同じメニューで、栄養のバランス
を考えた温かい食事を提供しています。
昨今は、ご両親が働いているケースが非常に多
いので、その方たちにとってこの給食は魅力的
なコンテンツだと思います。
玉川学園前から小田急線で湘南台まで約30分、
ブルーラインに乗り換えて蒔田(まいた)まで
が約30分。そこから急な階段のある坂道を登っ
て徒歩で約5分で校門に到着します。
合計約65分は、PLENUS生にとって十分に通学
圏といえます。
しかし、百段以上あるこの階段は、なかなか手
強いですぞ。