小田急線の藤沢本町から徒歩10分で、校地の入口に着き
ます。そこから急な坂をしばらく登ると木々の緑に囲ま
れた広大な敷地に建てられた校舎が見えてきます。
生徒は毎朝、この坂を文句をブーブー言いながらも楽し
そうに登って登校するそうです。
塾対象の説明会を開催するのは40年ぶりとのことです。
昨年、同じカトリックの南山学園と学校法人を合併し
た同校は、カトリックの精神に基づいた1学年3クラス
120名を対象とするきめ細やかな少人数教育を実施して
います。女子の共学校人気が高まるなか、あえて女子校
ならではの結束の強さを強調していました。
英語教育に特に力を入れていて、ネイティブスピーカー
の先生との交流の場であるMisono English Academyを
設けています。
学校からの全体的な説明は60分程度と短めでしたが、
何よりも学校の普段の姿を見てほしいという方針で、
参加した塾の関係者全員を連れて校内を案内していま
した。
部活では立派な弓道場のある弓道部、3面あるコート
を使用できるテニス部、県大会の指定会場にもなる
体育館で活動するバスケット部が特にさかんです。
休み時間が終わって授業が始まる前に、必ず全員で
「瞑想」を行って集中力を高めています。
立派な体育館にはサブアリーナが併設されています
が、ここにはシャワーや寝具が備えられていて、夏
休みに行われる高校3年生の勉強合宿や部活の合宿
に使われるとのことです。
図書館の蔵書は46000冊で、シスターの先生が司
書を務めています。自習用の席も多く設けられて
います。
高校生は食堂でお弁当をオーダーして食べること
ができますが、女子高生といえど(ならでは?)
食欲が旺盛なので、ボリュームたっぷりのメニュ
ーがそろえられていました。
湘南地区のローカルな学校のため、PLENUSに入室
した頃は同校のことを知らず、「みその」と読むこ
とさえわからない人が多いのですが、私からこの学
校を紹介されて実際に行ってみて気に入るケースが
かなりあります。
緑あふれる落ち着いた環境で、少人数教育とカトリ
ック精神に基づいて生徒一人一人と向き合った指導
を行うこの学校に関心を持たれたら、まずは足を運
んでみることをおすすめします。