2013年、田園都市線の荏田駅から徒歩10分の地に、慶應2
番目の小学校となる慶應横浜初等部が開校しました。
この学校の卒業生は、慶應湘南藤沢中に進学することが
前提で慶應大学まで「16年間一貫」の体制となります。
今の4年生が一期生ですので、彼らが中学に入学する時に、
一般受験で入学してきた生徒と合流することになります。
今まで、慶應湘南藤沢中は一般生120名、帰国生30名を
募集していました。横浜初等部生は108名です。
しかし、合計約260名が2019年から慶應湘南藤沢中に入
学することになるかといえば、それは難しくなります。
学校には、それぞれ認可された学年の定員があります。
そこで、中学入試がどうなるのか、ずっと注目を集め
ていましたが、学校がホームページでその概要を発表
しました。
一般入試⇒約70名
帰国生入試⇒約30名
帰国生は現在と同じ人数ですが、一般生は120名から
50名の定数減となります。
門がせまくなるわけで、慶應湘南藤沢を希望する受験生
には、今より厳しい入試となることが予想されます。
早実でも、以前、同様のことがありました。
初等部一期生(現大学3年生)が中学入学の時に、中学
入試の募集人数が半減され、男女とも難化しました。
現4年生の中学入試にインパクトのあることですので、
今後の動向に注意していきたいと思います。