「ごきげんよう」
のあいさつで、塾対象説明会が始まりました。
この「ごきげんよう」は、大妻多摩で交わされる言葉です
が、これがイヤで同校を受験しない塾生がそれなりにいま
す。進学した卒業生に聞くと、すぐに慣れて「どうってこ
とはない」らしいですが。
創設者の大妻コタカさんが提唱した「よき妻、よき母、よ
き社会人たれ」を根幹とした「21世紀型の良妻賢母」を目
指しています。
付属校として大妻大学を目指すのではなく、難関大を目標
とする受験校として運営されていますが、昨今は
「グローバル化」
「正しい自己主張のための学び」
「満足をもたらす教育環境」
を掲げて、教育改革を実践中です。
1学年160名前後で一人一人に目が行き届く規模ですが、
部活や選択授業の幅が意外と多くあります。
2016年の大学入試では、155名の卒業生のうち44%が
GMARCH以上のレベルの大学に合格しました。
ここ数年、応募者数が減ってきている(多摩地区の学校
はどの学校も状況は似たりよったりですが)現状を憂い、
2016年からは帰国生・国際生入試を始めました。
「国際生」は海外在住1年以上で2009年~2014年に帰国
した児童が対象で、この条件を満たせば一般の合格ライン
より低くても合格になります。
2017年入試では、更に「大改革」を実施します。
①2月1日…募集人数を増加(第一志望生を有利にする)
②2月2日…従来の4科入試に加え「プレゼンテーション
入試」を実施。
③2月4日…募集人数を若干減らして、従来の4科入試に
加え「4科総合型」の入試も実施。
「プレゼンテーション入試」は、算国の基礎力とともに
事前にホームページで発表したテーマについて調べてき
てもらい、発表と質疑応答を行うという新しいタイプの
入試です。
また「4科総合入試」は公立一貫中受検も意識したもの
です。
2020年の大学入試改革を念頭に、今までとは異なるプロ
セスを歩んできた小学生をとることがねらいですが、キ
チンと4科目の受験学習をしてきた人が不利にならない
ように配慮するとのことです。
「大妻多摩」として共学化することは有り得ないので、
受験生が伸び悩む現状で、正規の中学受験生以外から
も受験生を集めていくことがねらいです。
6月1日にホームページで正式に発表するとのことです
からご覧になってください。
中学校を開校したのが22年前。
PLENUS5期生のWさんが第一期生として入学して
以来のご縁ですが、多くのPLENUS生が受験し、入
学してきました。
今年、同校を卒業して大学に進んだのがIさん(首都大)、
Tさん(首都大)、Yさん(多摩美大)です。
Iさん・Tさんはともにバスケット部に高3まで在籍し、
同じ大学に入学しました。
今年は6名が同校を受験して全員が合格し、Iさん、Sさん
が入学しました。
今後も受験を考えるPLENUS生は多いと思いますが、
これからの大妻多摩の動きに関心をもってください。
それにしてもよい天気でした。
青と緑のコントラストが見事です。