7月21日、快晴。
朝からグングン気温が上昇しています。
PLENUSに8時30分に集合。8時45分の小田急線に乗車
して、武蔵五日市駅まで電車で現地に向かいます。
車内では一切の私語を禁止というのが毎回のルールで、事
前に徹底したので皆静かに過ごしています。
このルールは当然のことですが、こういった公共のマナーを
守ることもサマースクールの大切な体験の一つです。
武蔵五日市からは路線バス(臨時貸切)で25分、今回の活動
拠点となるフォレスティングコテージに到着。
ここは、檜原村の林業家の田中さんが経営する宿泊施設です。
田中さんは日本の林業界のリーダー的存在で、今までに重要
な役職を歴任している方で、20年に及んで公私ともにお世話
になっています。
この施設は本来は自炊が基本なのですが、毎回、地元の方々
のご協力で、食事を用意していただいています。
さて、荷物を整理して食事をとった後、今日のメインプログ
ラムである「河原の水生昆虫の採集と観察」を開始。
今回の講師は虫を通して子供の新しい発見をつくることを主
眼としたセルズ環境教育デザイン研究所(http://cells.jp.net/」
を主催する西海先生。
中学受験を経験し、玉川大学農学部で学んだ経歴はPLENUS
生との縁を感じます。
先生の説明の後、宿のすぐ下を流れる川で、昆虫の採集を開始。
前日の豪雨で水かさが増していたため、安全に配慮して採集す
る場所を制限しましたが、虫をとることに夢中になって、だん
だん川の中央の深みに向かっていく子もいて、監督する私たち
も気が抜けません。
採集した後は、先生の中学受験と関連づけた講義を聞きながら、
虫をスケッチ。なんだかアカデミックです。
その成果を二人が皆の前で発表しました。
夕食は、恒例のカレーライス。
大鍋で煮込んだこのカレーライスは、毎回私のお楽しみで、年
甲斐もなく必ずおかわりをしてしまいます。
子供たちも旺盛な食欲で、次々とおかわりをしていました。
その後、小林先生による星座早見盤の使い方の解説。
ここしばらくのサマースクールでは、夜は曇っていて実際の
星座を観察することができなかったのですが、今回はバッチ
リと星を見ることができました。
空気が澄み、光源の少ない環境で、月がしずみ、雲がないと
いう天体観測には絶好のタイミングでした。
そして、花火。
浅草橋の花火問屋で仕入れた手持ち花火とドラゴンを楽しみ
ました。
夜は22時に消灯。
昼の活動でつかれ果てて寝ている子が大半でしたが、何人
かは「寝たフリ」をしていたハズ!?
今年は体調を崩す子もなく、無事、一日目が終了しました。