山脇学園中

2014/10/18

赤坂にある創立110周年をむかえた伝統校で、「サザエさ

ん」の作者の長谷川町子さんも卒業生です。

名門校として確かな地位を築いていましたが、他の学校が

次々と改革を進めていく流れに乗り遅れて、気がつけばか

なりポジションを落とし、応募者も減少していきました。

そこで、2011年に隣接する短大を閉鎖し、学園のすべての

資源を中高に集中させて再生のための改革を行う「山脇ル

ネサンス」をスタートさせました。

まず、短大施設を改修して「イングリッシュアイランド(

EI)」と「サイエンスアイランド(SI)」を創設しました。

英語や自然科学に親しみを持って積極的に参加させる工夫

がされています。

また自習用の「自学館」やホール、カフェテリアをつくり、

ハード面で際立った改革をおしすすめていきました。

ただ新しいものをとりいれるだけではなく、伝統校ならで

はのスタイルも維持して、深い教養を身につけた女性を育

てることを実践しています。

説明会では、主要5教科の学校の方針とそれに基づく入試

問題のありかたを話していましたが、十分に練られた納得

のいく説明でした。

受験界でもこの動きは注目を集め、説明会に参加した人の

評判を聞いて多くの人が同校に足を運ぶ用になりました。

応募者も2012年1390名⇨2013年1912名⇨2014年1997年と

大幅に増加し、それを維持しています。

学園も、千載一遇のチャンスととらえ、これからも様々な

手を打っていくようです。

在校生に中学2年のYさんがいます。

Yさんのお姉さんは勉強が大変なことで知られる洗足に在

籍していますが、それ以上ともいえるほど、学校側は課題

を出すので大変だとのことでした。

17年前に93歳で他界した私の祖母も、同校の出身で、女学

校時代の話しをよく話していました。

当時は、かなりのお嬢様学校だったようです。

ずいぶん前の話しですけどね。

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