「帝京」グループの学校ではありますが、難関大学を目指す共学の進学校
です。
平成7年に完成した校舎は「新しい」とは言えませんが、木々に囲まれて
いて、窓にうつる緑に清々しさが感じられます。
中学は4クラス(今年の新入生は115名)、高校は5クラス(今年の卒業
生は170名)の少人数制の学校で、それぞれの先生が大部分の生徒を
知っているのが自慢です。
今年の大学入試では、現役生のうち、国公立大に63名、早慶上智に51
名(延べ合格は132名)が合格しました。170名という分母を考えると、
すこぶる高い合格率です。
説明会では、先生と生徒の距離の近さを強調していました。
職員室は、出入りする生徒でいつも大賑わいだそうでです。
学習指導面では、本人たちに任せていたのでは思うようにすすまないこ
とも多々あるので、方向性を示したり、メンタルな面のサポートをしたりす
ることに力を入れています。
また、保護者にもしっかりと情報を伝達し、学校・生徒・保護者の信頼関
係の構築に日々努めていて、このことが高い進学実績や、在校生の満足
度につながっているとのことでした。
高校3年生では、夏期講習の講座が95もあり、すべて無料になっていま
す。
放課後に学校で勉強している生徒が多く、予備校に行かなくても大丈夫
なようなバックアップをこころがけています。
教科の学習面以外では、中学校では職業体験や平和教育を行い、高校
では海外への修学旅行やホームステイを実施して国際教育にも力を入れ
ています。
2013年の入試では、3日の入試を午前から午後に変えました。
都立中との併願を意識したそうですが、思ったほどそのような受験生は集
まらず、3日の午前にどこも受験しないで、同校を志願した人が44%もい
たのは、想定外だったようです。併願は同じ多摩の共学の進学校である
穎明館が一番多くいました。
2014年も、今年と同じ日程・人数で入試を行うことになっています。
少人数で、生徒との距離が近く、手厚く指導していて、難関校へ高い合
格率をあげている・・・、どこかで聞いたような。
そうです。PLENUSの目指すスタイルと似ているのです。
PLENUSに関心のある方であれば、きっと同校にも興味をもつことと思
います。
PLENUSから同校に進学した卒業生たちや保護者の方はとても満足し
ているようです。
中には、超難関の学芸大世田谷に合格したのに、蹴って帝京大学中に
入学した女子もいました。そのKさんは、今は大学4年生で、早稲田大学
に在学中です。
ちなみに、同校出身のK君も早稲田大学の2年生です。
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