PLENUSの通算合格実績で、55名合格と男子校ナンバー1の合格者数をあげ
ているのが駒場東邦中です。
ここ3年は3名ずつ合格していますが、一度に5名合格した年が4回もあります。
麻布・開成とともに今の「男子御三家中」ともいわれる、全国屈指の超難関校
です。もともとは医学系の東邦大学の法人ですが、付属校ではない進学校で、
その血脈から医学部をはじめとした理系の大学・学部を目指す生徒が多くなっ
ています。
自由な校風ですが、羽目を外す風ではなく、立地からも都会的に洗練された佇
まいが特徴で、紺のフックのない制服に「駒東生」らしさがうかがえます。
保護者が関わる行事が多いため学校を訪れる機会が多く、必然的に保護者ど
うしの輪も広がっていくようです。
以前は入試問題の配点が算国理社、同配点でしたが、今は算国各120点、
理社各80点となっています。
算数は大問が4題出題され、深い思考力が必要ですが、年々解きやすい方向
には向かっています。
国語は長文の物語文が一題というスタイルがここのところ続いています。
PLENUS文庫からの出題が多く、ここ5年をとっても、2012年の「ダリアの笑
顔」(椰月美智子)、2010年の「夏を拾いに」(森浩美)、2008年の「タイドプ
ール」(長江優子)と、PLENUS生におなじみの本が、採用されました。
実際にPLENUS文庫で借りて読んでいて、試験当日、国語の文章をみてニヤ
リとして、合格した塾生も多くいます。
このことも、PLENUS生が駒場東邦に強い理由の一つでしょうか。
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