立教女学院中

2018/05/29

井の頭線の三鷹台駅より徒歩1分。

町田地区から距離はそれなりにありますが、「駅前」と

いってもよい立地なので通学はしやすいと思います。

英国教会につながるキリスト教の学校で、5万㎡の緑豊

かな敷地に建てられた低層の校舎は、イギリスのパブリ

ックスクールのような佇まいです。

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同校の説明会は、必ず祈祷から始まります。

以前は、塾の先生対象の説明会もチャペルで行い、賛美

歌をいっしょに歌いました。

冒頭に流された学校紹介の映像を見ていたら、高校1年

生のMさんがミシンに無心に向かっているシーンが出て

きました。

田部井校長があいさつと学校紹介を行いました。フェリ

ス女学院から3年前に着任された方で、やや早口で話す

様子に、どこかで聞いた声だなと思ったら、安倍首相と

声や口調が似ていることに気づきました。

同校の教育目標は、

「自由と規律を重んじ、グローバルな視野をもつ知的で

品格があり、他者に奉仕できる人材」を育てることです。

中学から入学する110名の他、帰国生20名、立教女学院

小からあがってくる70名の合計約200名で1学年が構成

されています。

制服がないことからもわかるように「自由と規律」は、

同校にとって大切なポリシーです。

開校から141年の伝統校ですが、最近流行のアクティブ

ラーニングについては、他の伝統校もそうであるよう

に、以前から当たり前の様に実施していることなので、

今更改めて何かをするわけではないというスタンスの

ようです。

生徒それぞれの進路を尊重するのが、同校の進路指導

の基本方針で、立教大学以外にも多方面に進学します。

立教大学への推薦枠は121名。今年は90名進学と例年に

比べて少なかったのですが、「行かれない」のではな

く、他大学を目指す生徒が多かったようです。

その主な進学先は、東大、東工大、北大各1名、早大

13名、慶大14名、上智大6名でした。今年卒業したP

LENUS卒のKさんも、はやくから他大学受験を希

望していました。

同校の卒業生というと、いつも真っ先にあがるのが

「ユーミン」です。ただ、保護者の世代では有名な

彼女も、子供たちにとっては「知らない人」のよう

ですね。

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時代の変化に左右されず、ずっと安定した人気があ

るのが同校らしいところでしょうか。

 

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