2010年8月1日

経済構造

昨日の朝日新聞の天声人語に、フランスの経済哲学者セルジュ・フトゥーンの

「私が成長に反対するのは、いくら経済が成長しても人々を幸せにしないからだ。

成長のための成長が目的化され、無駄な消費が強いられている。」という文が

紹介されていました。

次々と新製品が発売され、新しい「市場」が開拓され続けていますが、モノに

愛着を感じて、長く大切に使うという機会がどんどん失われていることを痛感

します。

先日、ある日本の大手メーカー製の家電製品が故障した際に、修理をお願い

すると、修理するより新しく買ったほうが手間が少なく費用もかからないと店

の人に言われました。

こういう状況もやむを得ないのかなと、錯覚するほど日常化していることです

が、この現代の経済構造はゆがんでいるとしか思えません。

パソコンにしても携帯電話にしてもどんどん高機能化していますが、無駄な

時間つぶしのアプリケーションばかりが増え、生活が質的に向上していると

は、とても感じられません。

いつか時代は変わるのでしょうか。

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