桐朋

2009/07/15

国立駅から並木道を歩いて桐朋に向かいました。途中には一橋大学や国立高校があり、低い家並

みが落ち着いた街の雰囲気をかもしだしています。グランドでは「挑戦!甲子園」とバックネットに掲

げた野球部が練習をしていました。きのうの一回戦では強豪校の桜美林をコールドでやぶる活躍で

したね。新聞には、桜美林との対戦をくじでひき部員から罵詈雑言を浴びた主将の話しや、勝ってい

るうちは勉強しなくていいと語る部員の話しが書かれていました。

桐朋は「充実したアカデミックな授業」と「生徒の自主性を尊重した学校運営」を大切にしています。

伝統ある進学校ですが、数学以外は先取りをせず、きわめてオーソドックスに、自慢のオリジナル教

材を駆使してじっくりと内容を掘り下げ、予備校に行かなくても最難関の大学に合格できるような学力

を育てていると話していました。ただ、実際には保護者の方が不安になって予備校に通わせるケー

スが多いようです。

「行事」が多いのも同校の特徴の一つです。遠足・スポーツ大会・旅行・桐朋祭などはすべて生徒た

ちが自主的に計画を立て、それを教員がサポートする態勢をとっています。また部活動もさかんで、

難関進学校では高校2年の秋の新人戦で引退するケースが目立ちますが、桐朋では高校3年生の

最後の大会までキッチリと部活にいそしむ生徒が大半です。そのため浪人する人が多いというのが

もっぱらの評判ですが。

高校では、将来、自分が何をし、どのように生きたいのかを考えさせる「職業観」の育成につとめ、

そのための学部・大学選びのアドバイスを様々な機会を設けて行っています。

入試は、以前は算国の2科目でした。そのため、6年生から受勉強を始めたり、スポーツをしながら

受験勉強をしているような児童でも、素質のある子であれば短期間の準備で合格することができま

したが、今は4科目となりそういうわけにはいかなくなりました。ただ、社会・理科は平易な問題で、

算数・国語の出来が合否を大きく左右します。算数・国語とも基礎から応用までまんべんなくあり、

きわめて良質の問題です。国語の素材文はなるべく他校の手垢のついていないものを選んでると

のことでしたが、今年はPLENUS文庫にもある「タチコギ」が使われていました。

今年は受験生が135名(昨年比21%)減で、特に神奈川・多摩地区からの応募者が少なかった

と話していました。その理由を学校としてどうとらえているか聞いてみましたが、学校側としても思い

あたるところはないとのことです。通常は、応募者の少なかった翌年は応募者が増えるという「隔年

現象」が起こる場合が多いのですが、来年は東京西部で早大学院や中央大付属が開校になり、学

力層の重なる桐朋にも影響があると考えられるため、どうなるかはわかりません。

桐朋は自由で男らしい校風が魅力で、充実した6年間の学校生活をおくることができる学校です。

大学受験はとても大切なことですが、中高生本来の学校生活を満喫することは、何をおいてもかけ

がえのないことだと思います。ただ、「自由」をはきちがえることのないように、できるといいですね。

コメント(2)

コメント2件

  1. ご無沙汰しております。覚えていただけていれば幸いですが、伊藤です。学校は無遅刻無欠席で楽しく通っています。今度同期の皆とPLENUSに遊びに行かせていただきます。読売ランドにまた行きたいので、時間を持て余していたら連れて行ってください。

    コメント by 伊藤光範 — 2009/07/23
  2. あのね。覚えてないわけないでしょう。野球部でがんばっているかな?
    いいことも、いやなこともいろいろあると思うけど、全部含めて、君の桐朋中でのよき思い出になるから、果敢にいろいろなことにチャレンジしてね。せっかくすばらしい学校に通っているのだから。

    コメント by PLENUS — 2009/07/23