世田谷学園

2012/06/15

曹洞宗の僧侶養成機関を母体としてつくられた学校で、仏教の精神を柱とする

教育が行われています。今年で111年の歴史をもつ伝統校ですが、正直、以

前は「柔道」だけが有名な学校でした。

1983年に現校名に改め、1995年から中高一貫体制をとる等、一連の学校

改革を行い、現在のような進学校へと発展していきました。

その基礎を築いた山本校長の息子さんが、昨年、新たに校長に就任しました。

先代の山本先生はアイデアマンであり懐の深そうな方でしたが、新校長はどの

ような方なのかと関心をもって説明会に参加しました。挨拶にたった校長は、意

志の強そうなしっかりとした眉毛が印象的で、語る力もなかなかのものだと感じ

ました。国会議員によく見られる「ただの二世」ではなく、実際に世田谷学園の

教師をずっとしてきて、生徒からの信望も厚く、そしてまだ若いこともあって、これ

からの世田谷学園をきちんとリードしていってくれるのではないかと思います。

説明会の内容の中心は、ズバリ「大学進学」についてでした。

ここのところ、安定して高い合格実績をあげていますが、2012年は東大12名

をはじめ、早大107名、慶大68名と、卒業生205名の分母を考えればすこぶ

高い合格率です。しかも現役での進学者が157名(文系80名、理系77名)と

きわめて多く、満足度の高い大学入試だったことがうかがえます。

5クラス編成で、最上位クラスは特進クラスとなり、東大をはじめとした難関大

学に特化した指導を行っています。ただし特進クラス以外からも東大・京大・一

橋大に各1名、東工大に4名もの合格者が出ています。これは、世田谷学園生

のレベルそのものがあがってきている証といえると思います。

今年、同校を卒業したW君は、充実した中高生活をおくり慶應大学法学部に入

学しました。

2012年の入試は、明らかに難度が上昇しました。特に2日の入試は、1日の

最難関校との併願が多く、結果偏差値は59と厳しい入試だったようです。

仏教校らしく座禅を組む機会もあるので、学校にしっかりと心身ともに鍛えてほ

しい、と考える方には、大変よい学校だと思います。

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