2012年5月20日
著書
PLENUS卒業生から、彼の著作をいただきました。
彼とは、以前このブログで紹介した、全日本女子バレーボールチームのアナリストを
務める渡辺啓太氏です。
昨今のバレーボールは、その場の直感でボールを打ち合う競技ではなく、ITを駆使
した情報戦でもあるそうです。全日本女子の真鍋監督が、ipadを片手に選手に指示
を出している光景をご覧になったことがあると思います。
そのipadに試合中の様々なデータを分析して送るのが彼の仕事です。
彼は、日本チームの試合の分析だけではなく、世界中のライバルチームの試合を見て
情報を解析し、チームの戦略作成に大きな役割を担っています。
今まで、テレビ番組やスポーツ誌をはじめとした様々な媒体で彼の特集を組んできま
したが、今度は本を出版することになりました。
ITバレーの方法論だけではなく、彼がいかにしてこの仕事を始めるようになったかが
書かれていますが、何といっても彼の前にこの職業についた日本人はいないという、
まさにパイオニアです。
もともと、小学生時代は筋金入りの野球少年だった彼が、なぜバレーボールを始め
たのか、浅野中高でキャプテンをしていましたが、決して強豪校ではないチーム出身
なのに、なぜ、学生時代から全日本のチームに帯同するようになったか、家庭事情か
ら安定志向の就職を決めたはずなのに、なぜ日本初のバレーボールアナリストという
決して安定しているとはいえない職についたのか、その経緯が書かれています。
小学校時代、受験のため野球をやめてからしばらくは、野球への未練で気持ちが集
中できずにいました。そんな彼を叱咤激励しながらサポートしてきましたが、中学校
でバレーボールを始めたと聞いた時は、複雑な気持ちになったものです。
もともと「凝り性」である彼の真髄が、今の仕事に遺憾なく発揮されていて、その緻密
な仕事ぶりには、ただただ感心するばかりです。
オリンピック出場をかけた大会が、いよいよ始まりました。
彼は前回の北京オリンピックで日本スタッフとして開会式にも参加しましたが、今回
もぜひ出場してほしいものです。
ガンバレ、ニッポン!!
この著書はPLENUS文庫にいれましたので、興味のある方はどうぞ。
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